2007年12月20日 (木)

刑務所ライフ

   格差社会2

最近になって

             知的障害をもつ刑務収容者が

         テレビのニュース等で取りざたされ始めた・・・

      日本の刑務所に収容されている人員の

   約30%が知能指数70未満の受刑者を

国は抱えていることに気がついたようだが・・・

社会に出た後の受け入れ先が無く戻る者は

刑務所全体の約70%で

そんな中  

知的障害者だけが取り上げられているようだが・・・

何か忘れてないだろうか・・・

刑を務め終えれば

ポーンと犬ころかなにかのように

ぽつんと一人寂しく

時代の変わった社会に投げ出されるさまを・・・

映画の最初によく使われるシーンだが

刑務所の職員は言う

「また戻って来いよ」・・・と

ま、反対にとることにしているが・・・

これだけ進んだ世の中で

刑務所だけが

時代に取り残されているような気がするのは

私、だけだろうか・・・

どうだろう

お偉いさんが集まって毎日年金がどうとか・・・汚職がどうとか・・・

 

刑務所の受刑者も

人間なんだ

という視点で

出所後のたいさくを

もっとよくねってはもらえないだろうか・・・

刑務所の負担は直に

国家財政にひびき

どんどんでっかくしているのは

誰なんだ・・・

 

知的障害者の事を考えるのなら

もうひとつ突っ込んだ考えを

みせてもらいたい・・・

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2007年4月14日 (土)

刑務所ライフ

Vaughnintotheworld 格差社会

弱者の立場からの視点で物事をとらえようとする働きが

社会現象として国会にも取り上げられている昨今

年金問題

社会福祉政策

ワーキングプア 等々

国民のレベルアップをスローガンに

活躍している政治家の方々に

忘れてもらっては困る

刑務所を務め終えた人々の事を・・・

刑務所を出てからは何の保証もなく社会復帰する訳だが

何年も社会から隔離され

務めが終えればポンと社会に放り出される・・・

映画の最初か最後によく使われるシーンだが

日本の刑務所から出所した場合

刑務所で働いた僅かな賞預金(刑務所で働いた給料)を手に

路頭に迷うハメにあわされる・・・

一部の人間は

保護会という施設に入ることが出来るが

ここに入れば 

寝る場所と食事は確保され

仕事も保護会から紹介してもらう事ができるが

ごくごく一部の人間だけで

実質 約80%超の出所者は

社会に投げ出される・・・

帰って来るのを待っている!”

という者もいるが

それもほんの一握りに過ぎない・・・

現に刑務所に

再び戻って来る人間 再犯率は

80%を超えており

これではいつまでたっても刑務所が一杯なのは

当たり前の事だ・・・

「犯罪者が何を偉そうなことを・・・」

の声も出そうだが、

現実問題として

国の国家財政に負担をかけている・・・

刑務所に入る人間が多いから

刑務所を建てる!?

考えれば

どんどん国の負担を大きくしているようなものだ・・・

何をかいわんや

格者社会が取りざたされている 今

刑務所を出所する人間のことを

忘れずにいてもらいたい・・・

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2007年2月23日 (金)

刑務所ライフ

刑務所

C0014751_1808361

 刑務所の管理で一番の負担が、水だ、

刑務所では風呂に入るにもオケに何杯と、一人当たりの水の量を制限されている、

部屋で使う水の量

夏場は刑務官の口調も厳しく

刑務所の実際の水の現状を説明し

「協力してくれ」と官が懲役に頼むほどだ、

例えば

何千人といるマンモス刑務所では

一人一杯のオケの量の違いで

オケ一杯、1リットルとして

何千ℓの違いがでてくる・・・

もちろん

舎房に帰ってきての洗濯や、体を洗う等の動作は

違反として罰せられる・・・

一番の問題は

トイレの水で

これだけはどうすることもできない、

少ない、国からの予算で管理しているため

夏場は度々断水が行われる・・・

懲役側も

ラジオ放送があるものの

水を止められる訳だから協力はやむをえない・・・

現実問題として水は

懲役よりも

刑務所側の頭痛の種なのだ

地下水の出る刑務所は

まだ救われている

結局

懲役が泣く ハメにあうのだが・・・

マンモス刑務所の管理は大変だ

近頃では

トーレが 海水を真水に変えるシステムを

世界の水資源の乏しい国に配給しているようだが

国内にも目を向けてほしい・・・

日本は水の豊かな国に思え勝ちだが

実は

1人当たりの年間降水量は

世界平均の25%

水資源量も50%ほどだ・・・

それをまかなうため

農畜産物を大量に輸入している

間接的にいえば

水を輸入していることになる

1kgの肉を生産するのに

7kgの穀物が必要であり

1kgの穀物を生産するには

1000kgの水が必要という・・・

つまり1kgの肉を生産するには7000kgの水が必要であり

この計算からいくと

日本は1年間におよそ1035億t もの水を

輸入していることになる・・・

要するに 

水を大量に輸入しているということになる・・・

話をもとに戻そう

他国の水の心配はいい

日本はこういう活動をしていますの

デモンストレーション的 政治活動よろしく

世界に向けて

こんな活動もしています

あんな活動もしています

アピールも必要だが

 

国内の大事な部分が

公の場で

表に出てくる昨今

もっと

国を治める力があるんじゃーないだろうか・・・

いくら懲役とはいえ

同じ人間だ

水はライフラインだ

豊かな国 日本

um・・・

刑務所も毎年水の管理で

大半の予算が出て行き・・・

水の予算を捻出するため

毎年 頭を抱えている事は確かだが

その声が届かないのが 現状だ・・・

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2006年8月16日 (水)

刑務所ライフ

 新海俊朗

2006072904620470jijpsociview001  満州事変の際、 出兵、

 ロシア軍に捕虜として捕らえられ・・・

 シベリアの捕虜収容所で

 何年も強制労働を強いられていたが

 

終戦を迎え

 それでも生きて日本へ帰り着く・・・

極寒のシベリアでの何年にもわたる強制労働で

体がイカれてしまい

職にも就けづ

そのまま70歳を越えていく・・・

国から支給される軍人恩給など

一兵卒だった 新海さんには

すずめの泪ほどの,お情け程度しかない・・・

月にせいぜい5~6万ほどだと言う・・・

出兵後、

戦地に赴き

命を賭けて国のために働いた代償が

そんなものとは、思いたくないが・・・

現実は厳しい・・・

どんなボロアパートに住んでも

一ヶ月生活をまかなうには

厳しすぎる額だ・・・

新海さんは言う

「あのお祭りの日、私は・・・

   一杯のビール飲みたさに・・・

      あの人の財布だけしか、 

         目に入らなかった・・・」 と・・・

 どこからか

  

 「それで、軍人恩給じゃビールも飲めんのんかい!?」

 の答えが・・・

刑務所だ・・・

自分の命を駆けて戦地に行った 

新海さん

シベリアにまで連れて行かれ

はるかかなた

日本のことしか考えていなかっただろう・・・

愛国心  大和魂

新海さんにとって

その言葉はどんな意味を持つのだろう?・・・

あれから15年以上が過ぎるが

今どうしているのか・・・

お盆になると

新海さんを、想いだす・・・

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2006年7月27日 (木)

刑務所ライフ

地獄の沙汰も金、次第・・・

D062keimusyo2 中では、

金を稼ぐことは出来ない。

刑務所の作業で稼ぐ金などたかが知れている・・・

せいぜい月2~3千円程度だ・・・

それもほとんど使えない・・・

国に金が無いからだ・・・

そうなると頼りになるのは外からの仕送りだが

ほとんどの懲役は

親、兄弟から見放された者ばかり・・・

パクられた時、金をたくさん持っていればいいが

ほとんどが裁判での弁護士費用や罰金、刑によっては追徴金等・・・

判決が下るまでの

拘置官での生活費に消えてしまう者が

ほとんどじゃないだろうか・・・

冬は官物の下着やメリヤスを着て

同じ懲役でも寒い冬を過ごさなくてはならない・・・

官物の下着、靴等(刑務所の物を着て生活しなくてはいけない。)

中で読みたい本も買えず

歯ブラシ、タオル、ちり紙も、

粗末なもので何年も辛抱しなければいけないことになる。

そういった衣料や生活必需品は

金さえあれば

中で買うことが出来る訳だが・・・

これらすべて定価で売られており

シャバのワゴンセールで500円ぐらいの運動靴が

3000円以上する

約6倍だ!

メリヤス下着など衣料に至ってみても

シャバとは比べられないくらい高い?

と言うより定価なのだ。

日本中の刑務所からの注文で

大量に買うにも関わらず

懲役には定価で売られているから

不思議だ?・・・

2002年、

新聞にスッパ抜かれた記事によると、

懲役が買った私物の衣料や日用品,   計算機から習字道具、万年筆に至るまで

その差額を

刑務官が出張費として横領し

出張先での宴会費用などで使われていたことが発覚し

1億5000万~2億の金が使われていたことが分かった!

この金の出所は

懲役が買った物品の差額であり

業者との癒着が浮き彫りにされたにもかかわらず、

未だに価格は・・・

定価のままの現状は・・・

なんとも解せない・・・

法務省に問い合わせたところ、

受刑者の購入品の管理は

各刑務所単位で管理されているとの

あいまいな答えだった・・・

「定価は正規の価格だ!」

との答え、

こんな浅はかな回答は無いだろう!

こちらは刑務官の不正から

金の出所

順を追って話しているにも関わらずだ!

「それなら買うな。」

「刑務所に来るのが間違っている。」

などとの、いい口なのだ・・・

そういう話じゃないだろう。

順を逆にして

話の本筋をごまかそうとするのが

みえみえだ!

この根は

意外に深い・・・

懲役から搾り取った金を

刑務官が使っている事実に

間違いないからだ!

それがかれこれ4年前になる・・・

お役所の対応が如何に遅いと言えども

未だに何の変化も無いのは変だ!

声を大にして訴えても、届かない・・・

まだまだ、お役所仕事には

このような深層部分で

目に見えない闇が浮き沈みしている・・・

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2006年7月 9日 (日)

刑務所ライフ

行き着く先は・・・

Kakogawa_005 12月24日 クリスマスイブ

Hは

懲役同士のケンカで

懲罰房に入っていた・・・

シャバから

殺人事件の取調べで

兵庫県警がHに面会に来ていた・・・

Hは関与していない事件だったが

シャバで関わっていた組織の者達が侵した犯行で

その手がかりをつかむ為の聞き込み捜査だった・・・

冬の懲罰はきつい、

布団に入るまで一日中冷蔵庫の中に居るようなものだ・・・

「どうや、懲罰房より取調室の方がええやろ!」

まさかにもHの口から出ることは無い事件だったが、

手がかりをつかむことが出来ず

山深いこのような刑務所にまで

取調べに来ていた・・・

翌、12月25日 クリスマス

その日も取り調べに来た・・・

それは

Hの反応を見ての受け答えで

Hが何処まで事件との関わりをもっているか!?

殺人刑事独特の嗅覚で進めていく捜査方法で

任意同行でも出頭するはずのない件に

刑務所の懲罰房では

何処にも逃げる場所は無く

兵庫県警殺人課の刑事が泊り込みで来て

帰っていった・・・

「満期出所やったのー!  出てからも話があるけんのー・・・」

と、捨て台詞を残して・・・

3ヵ月後、

出所した!

門の外には誰も迎えに来ている様子も無く、

出所後、即 兵庫県警に拘束されることも無く、

だが地元に戻れば簡単に目を付けられてしまう・・・

Hは

大阪の西成区に

十分の間、身を潜めることにしていた。

Hが西成区にある天王寺公園に付いた頃、

もう日は落ちていた・・・

ここへ来るのは20年ぶりになる・・・

子供の頃

やはり札付きのワルで

親が大阪の親戚のヤクザの一家に預けて修行さそうとしたとき以来

24~5年ぶりにここへ来たが・・・

随分綺麗になった!

夜、人通りがある!

少年の頃ここへ来たときには

ただのだだっ広い野原だった。

そこへダンボールが

三角形に

あっちこっちに立っている?

中を覗くと人が寝ていた!?

通称「あんこ」と呼ばれる家を持たない人達

いわゆる ホームレスがそこを根城にして

夜は

変なオカマや、追いはぎが出没し

一般の人が通れるような地域じゃなかった。

が、

今も何処かそういった臭いが漂っている・・・

Hはここから名物通りのジャンジャン街を通り抜け

この街にとけていった・・・

oh.にしなり!西成!にしなり!

10070001 夕暮れ時の西成

職安あたりは

仕事を終え家路に着く者・・・

次の日の仕事を求め 職安へ足を運ぶ者・・・

建築関係の業者・・・

職安の裏手に立ち並ぶ

通称泥棒市・・・(何処から持ってきたか分からないような物が、露天の店先に平気で並んでいる所からそう呼ばれている。)

一箱150円のタバコ・・・

期限の切れたコンビニ弁当、パン、ケーキ100円セット・・・

バイアグラや睡眠薬等の薬事法違反にかかる物・・・

家具、衣料、バッグ、時計、メガネ、宝石等等・・・

ありとあらゆる物がそこでまかなえる、

新世界と呼ばれる、活気のある場所だ!

一度そこにつかると抜け出られなくなると言うが・・・

何処かの土地を追われて来た者や・・・

今までの人生をリタイヤした者・・・

ヤクザ・・・

ポン中・・・

売人・・・

潜入捜査官・・・

アンダーグラウンドから来た者が

ひしめいている街。・・・

それが西成だ・・・!

街を歩いていると

色んな人から声をかけられる・・・

「兄ちゃん、ええ仕事あるでー!」とか

「ええモンあるでー!」と言う、売人らしき男・・・

後日、Hもそうなるとは思わなかったのか・・・

刑務所から出たばかりの

開放された気分で・・・

観光客宜しく、物珍しそうに

西成の街をフラフラ漂っていた・・・

教会の前を

その日、職にありつけなかった者・・・

飯を食えなかった者が・・・

行列をつくって

無料のパンをもらうのを待っている。

その前を通りかかったときHは

建築業者の者に声をかけられた、

「兄ちゃん、こっちやこっち・・・」

初対面の人間だが、向こうは古い友人にでも会ったかのように

親しそうに話しかけてくる。

「飯、食うたかァ?」

「オイ、お前、兄ちゃんに弁当買ォて来たれ!」

と、部下の者に金を渡す・・・

もちろんこっちは初対面だ!

「車に乗り!」と・・・

関西弁で・・・

ハイエースのボンゴに詰め込まれてしまった・・・

全て、身に覚えの無い事ばかりだが

その一連の流れがここでは

皆が知っている一連の流れなのだ!

まだ建設業の者に声をかけられるのは運がいい。

明日の食事と宿を確保したようなものだからだ!

「10日ほど仕事しぃ!」

作業着屋に連れて行かれる・・・

一揃いの作業着と、タオルを買い

弁当を受け取り、それに箸をつければ

契約書にサインしたも同じだ・・・

神戸の三田の山の中の飯場まで連れて行かれた・・・

誰も住んでいないようなところだ!

見渡す限り山々山・・・

難攻不落!

脱出不能!

ここは日本のアルカトラスか!?

10日間の夜勤の仕事をさせられた。

「兄ちゃん、また来たってや・・・」

の一言と、

10日分の給料を受け取り

西成に帰ることにした・・・

  売人ブルース

Zen1411 深夜の西成を歩いていると

路地の隅々に男が2~3人で立っている・・・

(路上で薬の売買が行われている)

そこを通りかかると

  「兄ちゃん、あるでぇ!」 

と、声をかけて来る・・・

一体何があるのか・・・?

付いていくと・・・

ビルに入っていく・・・

関西でも有名なビルの、1F~最上階まで

各シャブ屋の組織が

貸しきって商売をしている・・・

1Fは何々組、

2Fは何処何処組、

と言うふうに、

シャブ屋の各組織が

しのぎを削っている・・・

路地にもショバ代が課せられ

駅前のような人通りが多い場所では

1日15万のシャバ代を払わなければならない。

ま、それをカバーできるだけの

売り上げがある訳だが、

大口の客・・・

小口の客・・・

サラリーマン風の客・・・

ミュージシャン風の客・・・

西成のあんこ・・・

等等・・・

兵庫、大阪、和歌山、京都、奈良、三重、

関西圏の様々な層が

そこへ

シャブを求めてやって来る・・・

何も知らず

H もそこを通りかかる・・・

線路横の路地の暗がりに

男が2~3人溜まっていた・・・

その中の一人に

「兄ちゃん、いらんか?」

 と、声をかけられた・・・

 H もピンとこず!?

その男の目を、覗き込んだ・・・

 H の態度に嫌悪を感じたのか、男は睨み返してきた・・・

 Hは「何のことや!?」

 男は「もうええワイ。」

と、言い残し ・・・

H から離れようとしたが

H も街角に点在する2~3人のグループのことが気になっていて

H の「オイ、ちょっと待て・・・」の一言に

何事かと!?

路地裏の奥から男達が出てきた・・・

「お前なんや? 因縁付けにきとるんか?」

 

H 「声かけて来たのは、そっちからだろ?」

その話の間をぬって男達の一人が

「H チャン!」

と、H の名前を呼んできた。

その男をよく見ると、

以前、高知刑務所で一緒だった

通称 みなチャン だった。

 H、「みなチャン!?」

彼とは20代の頃、高知刑務所で同じ工場に務めていた。

いわば同じ釜の飯を食った仲間で

話を聞くと・・・

西成で長く売人として生き

その界隈では有名人らしかった。

その後 H も、みなチャンの口利きで

そこで一緒に働くことになるとは

思っても見ないことだったが・・・

みなチャンとは違う場所で、全く知らないメンバーと組む事になる・・・

客は千差万別だ!

風俗嬢・・・

「今日、和歌山刑務所を出てきました!」

と言う女・・・

西成のあんこ・・・

真っ白のプレジデントに乗り

手に100万束を握り 「これで売ってくれるか?」 と言ってくる、

いかにも世間知らずのボンボンふうの男・・・

偽札を持ってくる奴・・・

「シャブ出せ!!!」と凄んで来るギャング・・・

「男と別れ帰るところが無い・・・」と言い寄ってくる女・・・

等々、様々だが・・・

売人の稼ぎは、

古い者になると

一晩に10万以上稼ぐ者もいれば。

入りたての者では一晩2~3万の稼ぎがほとんどだ。

中には、売人同士が客の取り合いのために

警察にチンコロすることもありの世界だ!

 H が行かされた場所でも

実際に、

仲間同士の僻みがあり、

一人であまり稼ぎのいい者は

次々にパクられていった・・・

大口の客をつかんでいる売人など

直ぐにターゲットとして上げられる・・・

売人は消えても、客は帰ってくるので

次は自分のところへ儲けが転がり込んでくる。

と言った寸法だ・・・

そんな中 H は、

そこの親分と出身が同じ!

と言う事で、

事務所へ上がる事になる・・・

刑務所で一緒だった みなチャンの口利きでここへ入り。

そこの親分に認められ

事務所へと上がり・・・

とんとん拍子の出世といった所だが・・・

おとり捜査官が入ったのか・・・

周りが次々とパクられていき・・・

このままでは・・・

パクられるのも時間の問題・・・

と、

名古屋へ飛ぶ・・・

当時名古屋は

愛知万博の建設に急ピッチで、

猫の手も借りたいくらいの勢いだった。

「今思えば、西成は横のつながりの強い街だった・・・」と、一言

 H はつぶやく・・・

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2006年6月30日 (金)

刑務所ライフ

懲役の恋愛感

27171qcs 名作 

チャップリンの街の灯を見たことがあるだろうか?

目の不自由な街の花売り娘を可愛そうに思い

チャップリン演じる男が

何とか彼女の医療費を稼ぐため

七転八倒しながら

酒を飲むと人が変わる金持ちに

強盗を働いたことにされてしまい?

盗んだ金!?

を、目の不自由な花売り娘に渡して

本人は刑務所に務めに入ることになる・・・

務めを終えて、シャバに出たチャップリンは

目の見えるようになった花売り娘に気づき、近づくが

娘はただの物乞いを見るような目でチャップリンを笑っている・・・

手をとったときの感覚で、彼に気づくのだが・・・

と、ストーリーはこんな感じだったか!?

目の見えなかった彼女は

自分の目を治してくれた人に

もう一度会いたくて待っている様子を

うまくスクリーンの中に描いている!

この場合

男が刑務所に入ることを知らないわけだけど

彼女は死ぬまで男が現れるのを待っている設定になっていなければ

物語は成立しない。

しかし現実は厳しい!

刑務所に入っている懲役の80%以上の

女はシャバで待つことが出来ない・・・

映画のような話も

聞いたことが無いが・・・

皆が現実の厳しさに直面する。が

韓国の女性は違う・・・

男が出てくるまで必ず待っている!

これは中に居る

韓国の女性を連れている懲役みんなが

声を揃えてそう言う!

情の深さ・・・

国民性・・・

韓国の女性と付き合ったり、結婚している懲役も

それが普通かのように

気に留めていないようだけど、

これは日本人から見て凄い事だ!

日本の女にはまねできないだろう・・・

(一部の女性を除いて)

繋がりや絆

そんなものは薄れて無くなりかけているのだろうか・・・

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2006年6月18日 (日)

刑務所ライフ

獄死

Kill_bill_a_10 刑務所の中で死んでしまうことを、獄死!と言う。

刑務所の中で何らかの原因で死んでしまうと、

昔は獄葬が取り行われていたが、

今はそんな形の葬式も行われない。

獄葬が行われていた頃も、一人~二人の親族が呼ばれてくるだけで、

後はみんな懲役なのだから、寂しいものだ・・・

刑務所の中で死ぬと、病気以外は、事故扱いとされてしまう・・・

老人刑務所の場合、老衰で死んで逝く者もいるが

みんな懲役刑を受けて入ってきているんだから、

死んじゃっちゃー、死刑?になってしまう訳で、

死ぬのが分かっているのなら、シャバで死なせてはどうかと思うんだが・・・

中ではそんな融通など、全く利かない!

子供の頃から刑務所ばかりで、

「オレは、刑務所で骨を埋める!」

と言う奴も、たまには居るけど。

ほとんどが、シャバで死にたいんじゃないだろうか?

そこの所の融通と言うか柔軟な対応みたいなものは、まだまだ出来ていない!

この度、監獄法が100年ぶりに改正されたけど、

手紙と面会が出来るようになっただけで、

もっと本筋の必要なことが山積みとなっている案件は、一体どうするのか?

法務省も懲役からの情願を、山のように握っていながら全くオープンにしない態度と、のらりくらりと逃げてきた国の対応の仕方に、今こそ トドメを刺す時じゃないのかと、一人興奮している!

本当に役所の対応は遅い!

100年かかってこれだけかぁー?

俺でも出来る!

「一体何をしているんだ?」と言いたい

例えば、出所して出て行くものに対して・・・

今、刑務所が超満員状態で

シャバの保護会も、いっぱいいっぱいの状況の中。

何年も務めている者達は、

ポーンとシャバに出されて、

浦島太郎状態で、

仕事も住む所も何もなしで、

一体どうしろというのか!?

これは再犯率に直結していると思う!

何で日本の刑務所が一杯なのか?

刑務所だけデカクくすれば、万事片付く問題なのか?

 

海外の支援?

日本はいいのか

アホらし過ぎて、怒る気にもならない・・・

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2006年6月14日 (水)

刑務所ライフ

ハングリー

0012 塀の中では、みんな同じものを食べる訳だけど

好き嫌いもあるので、

やり取りがある・・・

食べ物のやり取りは、懲罰の対象になる。が

ほとんどみんながやっている!

特に中では、

今まで、シャバで菓子など食べたことが無かった者も

皆、甘いものが大好きになってしまうから不思議だ!

菓子は大体、祝祭日の日に出てくる。

昼食時に一緒に出てくる。

出された菓子を普通に食べれば、

何の問題も無いけれど、

普通じゃない者ばかりが集まっているので、

始末が悪い・・・

ま、普通じゃないのが、普通!?

なのが刑務所だ・・・

その時も、ポエムと言う菓子が祭日に出てきた。

一人当たり二つずつ、

工場は休みなので、 

みんな、部屋で受け取って食べる・・・

雑居房の懲役たちには、

一人当たり二つずつという割り当てのごまかしがきかない・・・が

独居房に収容されている者には、

一人当たり二つずつという割り当ての数が、

分からない?

特に懲罰房など、配食係(掃夫)が担当(刑務官)の目の届かない時、

一気に配ってしまう事がある・・・

この時も、二つ配られるはずのポエムが一つしか入ってこなかった・・・が

独居房は一人なので、数は分からない・・・

丁度、元オウム真理教(アーレフ)の上祐も、

禁固刑で同じ並びに居た頃なので

上祐氏もその時ポエムを一つしか食べてないだろう・・・

この時、ポエムを配った配食係は、

40人から一つずつまびいたポエムを

食べるために隠し・・・

1日では食べきれなかったんだろう・・・

2日後~

掃除道具を入れるロッカーからポエムが大量に、

発見されてしまう・・・

そんなにまでして?

ポエムを!

今時、社会でそんな事、あるだろうか?

まず、ありえないだろう!

それがあるのが、刑務所だ!

この男は、懲罰房の掃夫という、

刑務所の中ではエリート職に就いていながら

それを棒にしてまで

ポエムを食べたかった?!

そして逆に自分が、懲罰房に入ることになり・・・

それから後、

一般工場に配役になっても

出るまで、ポエムと言うあだ名で呼ばれていたと言う・・・

刑務所では菓子の事を、甘シャリと言うんだけど、

たまに日曜祭日に

ぜんざいが出る事がある。

そのぜんざい一杯をめぐって、

様々なやり取りが行われる・・・

まずその部屋(雑居房)で力が強い者の所へと

流れていく!

ぜんざい一杯でオカマに尺八を強要する者・・・

又 オカマも「イヤ、イヤ、イヤ・・・パクッ!」と、

ぜんざい一杯でくわえてしまう?

ナンなんだろうか???

シャバでぜんざいを、大鍋いっぱい炊いて食べようとしたけど、

食えたもんじゃない!

これが刑務所の中では2~3杯はペロリと食べてしまうから不思議だ!

後に、同じ部屋になったモモちゃんという男も、

炊場(食事を作る所)に長く居たが、

ある日どうしても、食糧倉庫にあるモモの缶詰めが食べたくなってしまい・・・

それを食べている所を、発見されてしまい・・・

懲罰を受ける事になる!

モモちゃんは言う、

「オレは、何も悪い事をしていない・・・みんなやっているもん!」と、

モモちゃん!

それは、誰の缶詰だったんだい?・・・

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2006年6月 9日 (金)

刑務所ライフ

Xファイル

707 昨日記載した、刑務所収容者罪名別ランキングでトップは・・・

今も昔も変わらず 第一位が盗犯だ!

窃盗にも色んなスタイルがあり・・・  

スーパーなどの万引き!

年間~千万、~億を稼ぎ出す 大ドロボウ!

現金自動預け払い機を小型重機でいわしてしまう、いわゆる一発屋!

地下鉄に徘徊する、スリ集団!

一口に盗犯と言っても色んな手口があるが、

その道50年のベテラン 荒子のおじいは、こう言う 

「いつの間にかこんな年になっちまった、最後にもうヒト仕事してーナー・・・」

と、

御歳68才

15の頃から今日までシャバにいた年数が10年に満たないと言う・・・

鉄道マニアで、

日本の鉄道は、ほとんど歩いて回ったのが自慢の、荒子のおじいは、

山だろうと、川に架かる鉄橋だろうと日本を網羅する線路と言う線路を歩いて旅して回り

近場の駅で夜を明かし、

その道中で仕事をすると言った、人生を送ってきた・・・

たまに何千万と言う特別ボーナスが入ったときには、タクシーで

九州、北海道、佐渡と旅をしながら、と言うより

40年も務所暮らしが続けば、

務所の務めが本業で、

たまにシャバに出てハメをはずす、と言った方が正しいだろう・・・

「俺も最後は、老人刑務所で余生を送るよ・・・」

と嘯いてみせるが、まんざら嘘じゃないだろう、

今からいきなり趣味の鉄道歩きをやめて、かたぎの道を歩き始めるとはどう考えても思えない・・・

荒子のおじいの楽しみは、バックパッカーのように寝袋と飯ごうをリュックサックにさげ、

キャンピングポイント等でご飯を焚いて食べたり、

犬用の ホシイカをあぶったり、

と言っても自分の犬じゃなく、

泥棒に入った家に犬が居た場合を想定して、あぶりイカは欠かせないらしい・・・

家に入ってしまえば、おじいの独断場だ!

ただ、泥棒としてのこだわりがあるらしく、

決して物には手をつけない、

靴はぬいで入る、

現金だけを狙う、

と言った、彼なりの泥棒としての流儀があるのだろう・・・

荒子のおじいが狙うところは、どうしても線路ばっか歩いているので、田舎の一軒屋が多くなるらしい。

「最近じゃー金を置いてる家が少なくなった・・・」

と、おじいは嘆きながら こんな話を始める

田舎の家に忍び込んでいる時、家の人が帰ってきたことがあるらしい、

そんなことも珍しく無い。

入るときには未然に逃走ルートは確保しておくらしいのだが、

今回は、風呂の窓から飛び出し周りを見回しても

どこにも隠れるところが無い、こえつぼを除いて!?

とっさに、野良仕事から帰ってきた百姓家族の目を眩ますため、こえつぼの中に身を潜めた!

家には、おばあさんが居たらしく

誰かが上がりこんでいたのが、ばれたらしい!

そのうち警察がやって来たが、まさかこえつぼの中に居るとは・・・思わなかったらしい、

最初はこえつぼの中のアンモニア臭や汚臭に鼻と目をやられると思ったそうだが、時間がたてば慣れるらしい・・・

警察は4時間ほどで、鑑識の調べや状況などを調べて帰っていった。

そのうち日が暮れ、

いよいよこえつぼの中から脱出するときが来た!

辺りを見回し、夜陰に乗じて川まで走った。

だが、行けども行けども川に降りる道が無い?

前から人影が近づいて来る!?

学校帰りの女子高生かぁ~!?

異様な香りを放つ、全身汚物だらけの物体に驚いていたと言う!

それから何とか川に降りる道を見つけ出し、事なきを得たと言うが・・・

それから一ヶ月間、汚物の悪臭に悩まされたと言う・・・

服は変えればいいが、体にしみこんだ臭いは取れるもんじゃないらしい。

荒子のおじいを見て、凍り付いていた女子高生は、

あの時暗闇の中で、一体何を見たのだろう?

異様な香りを放つ、地球外生命体でも見るような目で・・・

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